不在者の財産管理人(相続手続)

行方不明者がいる場合の相続手続き

101_123_at2_z.jpg相続人の中に行方不明の方がいる場合、そのままで遺産分割協議をすることができるのでしょうか?

遺産分割協議は、相続人全員でしなければなりません。

行方不明の方がいたいたとしても、全員そろわなければ分割の話し合いはできません。

ではどうすれば相続の手続きができるでしょうか。

ここでは、考えられる方法を2つご紹介します。

1つ目は、行方不明になっている人のために、「不在者の財産管理人」を選任する方法です。

2つ目は、失踪宣告の申立てをすることです。

順番に説明します。

 

不在者の財産管理人とは

126_133_at2_z.jpgある人が行方不明になって帰ってくる見込みがない場合に、その財産について利害関係を有する第三者の利益保護のために、財産の管理人を選ぶ制度です。

利害関係がある人が申し立てをして、家庭裁判所が財産管理人を選任します。


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