遺産の中に不動産がたくさん含まれており、売却するのが難しい土地が多かったケース

ご相談者様の叔父様が亡くなり、その方に子供がいなかったため、兄弟姉妹・甥姪が相続人になったケースです。

相続人は全部で8名、皆様、亡くなった方とは関わりが浅かったようです。そのため、「全員で法定相続分の割合にしたがって、均等に相続したい」というご意向でした。

当事務所で不動産を調査したところ、広大な土地をお持ちだったのですが、その土地が売れる見込みがない土地であることが分かりました。

しかし、相続税上の評価額でみると、かなりの金額で評価されてしまうため、どうしても相続税が発生してしまう事案でした。

このケースでは、不動産業者さんに依頼して、土地が売れるかどうか、査定をしてもらいました。

また、税理士の先生に相続税の申告を依頼して、司法書士と協同して調査を進めていきました。

また、相続人のうちの一人で、亡くなった方に対して金銭的に援助していた方がいました。

その他、お葬儀・埋葬の費用や、建物の解体が必要(老朽化のため)なケースでした。そのため、相続人のうちの一人の方が、これらの費用を立て替え払いしていました。

そのため、その方の取り分が多く入るように(公平になるように)、詳細な計算が求められました。
立て替えた費用の領収書が、70枚くらいありました。それらを全て集計して、遺産分割の計算を行いました。

このケースでは、相続人の皆様も協力もあり、無事に10か月以内に相続税の申告を終え、登記申請と預貯金の分割をすることが出来ました。

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